無痛分娩の麻酔管理が上手くいかず、どうやったら、あの時、突発痛を防ぐことができたのか?と、度々質問をうけます。
ご質問いただく皆さん、各症例に対して、共通して言えることとして、「まずは解剖学的にどうなっていて、どこの椎間からカテーテル挿入していて、どうやって麻酔が広がるのか、体勢を変えると脊柱とカテーテル先端の高低はどうなるのか、など解剖学的、物理的にどうなっているのかをイメージすることからスタートしましょう」とお話します。
「そういうことか」とご納得いただいております。
特に、硬膜外麻酔において、物理的、解剖生理学的にどうなのかは、本当に大事だと感じさせられながら、突発痛予防、回旋異常予防に努めております。